2024.08.26 #結婚式

結婚式しない?する?ナシ婚の決断をする前に考えておきたいこと

結婚式しない?する?ナシ婚の決断をする前に考えておきたいこと

結婚式を挙げずに籍だけ入れる、いわゆる「ナシ婚」を選択するケースも増えていると聞くけれど、でも本当にそれでいいの?と迷う人も多いよう。そこで、結婚式しない・するそれぞれのメリットとデメリットを調べてみました。ふたりに合った結婚式の作り方も紹介します。

今どきの結婚式事情 結婚式をしない人の割合は?

結婚式のスタイルも色々自由度が高まってきました。「ナシ婚」とは、入籍はするけれど、結婚式をやらないこと。結婚式にかける労力とお金を別のことにかけたい、と考えるカップルもいます。
小さな結婚式で実施したアンケートでは、全国の既婚者2,971名に結婚式をしたかどうかお聞きしたところ、全体の24.9%、実に4人に1人が結婚式をしていないと回答しました。
確かにお金や時間、労力もかかる結婚式。一生に一度のイベントを後々後悔しないために、結婚式をやること、やらないことのメリットデメリットを見ていきましょう。

結婚式を行なったかの調査結果

結婚式をする意味 メリットって何?

まずは、結婚式をやることの意味、メリットとして考えられるものをご紹介します。

結婚式の様子

人生の節目を共有できる

結婚式はふたりにとってはもちろん、大切なゲストを招いて人生の節目を共有できることもメリットのひとつ。ゲストにとっても、新郎新婦の門出に立ち会えることは喜ばしいことですね。

両親への感謝を伝えられる

結婚式は日ごろなかなか口に出せない親への感謝の気持ちを伝えることができる絶好の機会。ここで伝えなければ一生伝えられないからと、親孝行として結婚式をするというカップルも多いみたい。

結婚式だから着られる衣装がある

一生に一度の結婚式は、美しいドレスやスーツに身を包み、たくさんの祝福を受けられる特別な1日。この日ばかりは着てみたかった衣装に身を包み、ゲストとの記念撮影も思う存分楽しめます。

結婚の報告をまとめてできる

親族や友人ごとに結婚報告をしなければならないのが大変だから、結婚式をするというケースも。1日にまとめて報告できるのは特に遠方の親族や知人が多い場合メリットも大きいよう。

ナシ婚派の結婚式をしない理由 することのデメリットとは?

結婚式を挙げるメリットをお伝えしましたが、それでもしない、と判断したカップルは、どういう理由からナシ婚を選んだのでしょうか?先のアンケートで聞いた、結婚式をしなかった理由をご紹介します。

ナシ婚アンケート調査

結婚式はお金がかかるし、そもそもかけるお金がない

会場費や衣装代、食事代など結婚式には多かれ少なかれ自己負担の出費が必要です。特に若い世代に多いのが、結婚式をするには費用負担が大きいからナシ婚を選んだという人も(20代では47.7%が理由に挙げている)。限られた予算を検討し、ナシ婚の代わりに新生活にお金をかけたいというカップルも。

人前で目立ちたくない、人に見せたいと思わない

ナシ婚を選んだ新郎新婦のうち年齢層が高くなる大人婚の場合、目立ちたくない、人を招いてわざわざ花嫁姿を披露したくないといった意見も。ふたりの写真撮影だけで十分と考えるカップルも多いよう。

結婚式の準備が大変

結婚式の準備には一般的に短くても3カ月ほどの期間が必要とされます。仕事の都合や授かり婚など様ざまな理由から結婚式に向けた準備や調整、決めごとなど忙しさが理由でナシ婚を選ぶ場合もあるみたい。

見たことのある同じような結婚式はつまらない

これまで結婚式にゲストとして参列した経験から、そもそも結婚式に憧れがなかったり、結婚式をしたいと思わない、興味がないと考える人も。結婚式しない派の理由のなかには、どれも同じような内容でつまらないからという意見も。

ナシ婚で良かったという意見に賛同できる

結婚式の資金のこと、準備や招くゲストのことなど、ナシ婚を選んだ先輩カップルの意見と自分たちの気持ちが近く、賛同できるものだった、という理由の方もみられます。自分たちはどう考えるのか、先輩たちの意見を参考にしっかり話し合って決めることが後悔しないポイント。

もともと挙げない方針だったから

なかには、そもそもふたりともが結婚はしても、結婚式はしないと決めていた、というカップルもいます。双方が同じ気持ちなら問題はないのですが、良く話し合って、後悔のない判断にしたいですね。

ナシ婚の場合の流れと費用

結婚式にかかる費用や準備が省けるナシ婚ですが、実はそれでも地味に費用や手間がかかることも多いみたい。そこで、結婚式をしない場合、どのようにふたりの結婚が進んでいくのか、何に費用や手間がかかるのか確認していきましょう!

両親への挨拶

結婚式をしない場合、プロポーズから後の流れは?

プロポーズが成功し、ふたりの結婚が決まったら、良いタイミングで婚姻届を本籍地あるいは居住地の市・区役所、町村役場の戸籍係に提出します。この提出日がふたりの結婚記念日になります。覚えやすい、良い日にちを選びましょう。
これで晴れてふたりは既婚者となるわけですが、それで終わり、というわけにもいきません。
結婚したことを関係者に報告に行く必要があります。

・親への挨拶と報告

結婚式をしない場合、それぞれの親をどこで引き合わせるか食事会を開くかなど、それぞれの家の意見も聞きながら決めていく必要があります。食事会の場所決めやかかる費用はふたりで負担する人が多いよう。また、このとき、「結婚式はしない」といきなり宣言してしまうのではなく、
後で揉めないためにも親の意向を事前に確認しておくことが重要です。

・職場や親友への報告

結婚することが決まったことを、どのタイミングで誰から報告するかはかなり重要。「人伝てに聞いたけど…」なんてことがあると、後々の人間関係に影響することも。また直接会って報告する場合、食事代などもその都度かかってくるので、回数を重ねると結構な出費になってしまったというケースも。

お祝いをくれた人へのお祝い返し

結婚式ではゲストからご祝儀をもらう分、豪華な料理を振る舞い、引出物を渡すことでお礼も完結します。ナシ婚の場合、個別でご祝儀やお祝いをもらった際には、それぞれの金額に見合ったお祝い返し(内祝い)を贈る必要があります。一度にまとめて渡せる引出物と違い、その都度選んで贈るのは意外と時間と手間がかかるもの。
費用面を理由に挙式をやめたのに、思ったより費用がかさんで、「こんなことなら、やれば良かった」とならないようにしたいですね。

結婚式をしないことでのデメリットとは? しないと後悔する?

費用だけでなく、結婚式をしないことで起こりうるデメリットについても考えておきましょう。小さな結婚式で実施したアンケートでは、
結婚式をしなかった4人に1人が、結婚式をしたほうが良かったと回答しています。しなかったことのデメリットにはどんなものがあるでしょうか?

結婚式をした方が良かったと思いますか? 調査グラフ

親の反対にあう、結婚式をする・しないで揉めるケースも

新郎新婦の親にとって、子どもの結婚は特別なもの。花嫁姿を見たい、バージンロードを一緒に歩きたいなど、親なりの夢を抱いている場合もあります。娘や息子が結婚式をしないとがっかりする場合もあり、親不孝と捉えられるケースもあるので、それぞれの意向は事前に確認しておきましょう。

結婚式をしないとお祝いをもらえない?

結婚式をしないナシ婚の場合、まとまったご祝儀やお祝いをいただけない場合もあり、個別にご祝儀をもらった際には、金額に見合ったお祝い返し(内祝い)を贈る必要があります。誰に何をもらったか管理して、それぞれにお返しの内容を準備するのが大変だったという先輩カップルも。

ナシ婚は離婚率が高くなるって本当?

「ナシ婚カップルは離婚率が高い」という説を聞いたことがあるでしょうか?ある調査では結婚生活が継続しているカップルの方が、離婚してしまったカップルよりも結婚式、披露宴を行っていた、というアンケート結果が出ているようです。
結婚式をしたかどうかが直接の原因ではないでしょうが、結婚式をするための準備は、結婚するふたりだけでなく、ご両親や親戚など事前に直接会って話し合い、意見をすり合わせたり、お互いの価値観を再確認できる機会にもなるものです。結婚式を終えて、やり切ったという実感を得られたり、お互いの絆が深まるケースも多いみたいです。

結婚式をしなかったことを、後悔したことがありますか? 調査グラフ

ナシ婚を後悔した人の割合は? その理由

また実際にナシ婚で結婚したカップルの中には、結婚式をしなかったことへの後悔の声も聞かれます。


・後になって親から不満の声が
ふたりの意見でナシ婚を選んでしまった場合、後々両家の親から結婚式を挙げて欲しかったと不満の声が出る場合も。

・実は結婚式をしたかった…
結婚式の資金面でナシ婚を選んだ場合、特に花嫁側から「本当は結婚式したかった」「花嫁衣裳を着たかった」と後から後悔することも。

・親族と顔合わせができていない
結婚式をした場合、親族も一度に会える機会になるけど、ナシ婚を選んだことで個別に挨拶回りが大変だったとう声も。

・結婚した実感がわかない…
ゲストの前で結婚を誓い、周りからも夫婦として祝福される結婚式。そういった節目がなかったことで、「結婚したんだなぁ」という実感がわきづらいというのもあるようです。

しっかり話し合って。選択肢はいろいろある

結婚式する・しないはふたりでしっかり話し合い、お互いの納得の上で決めること。後になって後悔しないためにも、親も含めて意見のすり合わせをしていくことが重要です。もしやっぱり結婚式したいという場合でも、挙式だけや少人数を招いた結婚式など選択できるスタイルがたくさんあります。

結婚式はふたりらしい選択を

結婚式をしないことで、周囲から「しないなんてかわいそう」「やらないなんておかしい」「親不孝」「非常識」など、色んな意見を言われることも。でもここで一番大切なのはふたりの気持ち。また、大人数のゲストを招かなくても選択できる結婚式スタイルがたくさんあるので、ふたりにちょうど良い結婚式を選ぶことが大切です。

相談しているカップル

まず結婚式にかかる費用を知る

結婚式で気になる費用のこと。結婚式はゲストからご祝儀がもらえるので、実はそれでまかなえてしまうケースも。ふたりが用意できる金額とご祝儀予測で、実質の負担金を計算してみるのもひとつ。また結婚式とひとことで言っても、様ざまなスタイルがあるので、自分たちの予算や希望にあった結婚式を選んでみて。

こちらの記事も参照
「結婚式にいくらかかる? 結婚式費用の相場や費用分担にまつわる疑問を解決!」

費用は削るところは削り、かけるところにかける

結婚式にはオフシーズンの格安プランや期間限定のキャンペーンがたくさんあるので、全体の費用をおさえたい人はぜひ活用を。また、ネイルやヘアメイクをセルフにしたり、装飾やおもてなしアイテムを手作りにしてコストダウンする花嫁も多く、その分ドレスにお金をかけるといったメリハリの工夫が満足度を上げるポイントに。

結婚式費用が大きく変わるのは招待客の人数と花嫁の衣装の部分。ウェディングドレスも式場でセットになっているものから選べば、予算を抑えることができます。親しい人たちだけをお招きした小さな結婚式なら、豊富なドレスの中から着たいドレスや和装を選べます。


小さな結婚式で着られるドレスはこちら
小さな結婚式で着られる和装、着物はこちら

二人だけの結婚式

派手に目立ちたくないなら、自分たちに合ったスタイルで

結婚式に対して、恥ずかしい、目立ちたくないというカップルには、ふたりだけ、あるいは両家の両親、兄弟だけ招いての結婚式も可能です。家族や親族だけを招いた少人数の結婚式がおすすめ。挙式だけ、挙式と食事会など組み合わせできるプランも多くあります。また、最近では二次会をやらないケースも増えているので、ゲストの顔ぶれによってどこまでやるか選択肢も様ざま。
小さな結婚式で挙げられる結婚式を見てみる

打ち合わせシーン

忙しい&面倒派は自分達に合ったサイズ感で

忙しくて結婚準備が面倒という人には、結婚式に必要なアイテムが全部丸っとセットになったプランを選ぶことがおすすめ。また、少人数や挙式だけなど自分たちにちょうど良いサイズ感の結婚式で、準備負担を軽くすることもできます。
小さな結婚式の実績では最短で1週間後に挙式した、というカップルもいらっしゃいます。まずはプランナーに相談してみましょう。

リゾートウェディング

リゾートウェディングで新婚旅行をかねる

新婚旅行を兼ねたリゾートウェディングも人気の結婚式スタイル。ふたりだけ、両親へのプレゼント旅行を兼ねてなど、費用と相談しながら決めることができます。

リゾートウェディングプランを見てみる

フォトウェディング

ナシ婚でも、記念として写真だけは残す

結婚式はしなくても、ウェディングドレス姿の写真を残すフォトウェディングや、両親も一緒のファミリーフォト、婚姻届けを出したときの記念撮影など思い出を写真という形で残す選択も。
フォトウェディングプランを見てみる

レストランウェディング

結婚式をしない代わりに、節目になるイベントをする

写真だけ残すフォトウェディングや、両家での食事会、新婚旅行を兼ねたリゾートウェディングのほか、結婚式の記念品を購入するのもひとつ。結婚式はしなくても、後で振り返ったときに、結婚の節目を感じるイベントを行ったカップルは多いみたい。

結婚は人生の大切な節目。ふたりの決断を後悔のないものに

ナシ婚は現在では結婚するカップルの多くが選択する結婚スタイルです。ただ、結婚式をすることで経験できる夫婦の価値観のすり合わせができない点や、大切な人との絆を深める機会を失ってしまうなどのデメリットも考えられます。結婚式については親の意向も含め、ふたりがどのように考えているのかしっかり話し合う機会をきちんと設けて、ふたりらしい結婚スタイルが選択できることを願っています!
ぜひ一度小さな結婚式にご相談ください。おふたりのやりたい結婚式をかなえます。

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「設立から24年 通算10万組以上、現在では年間1万組の方のウェディングをかなえている小規模結婚式の専門サービス 小さな結婚式。編集チームには、ウェディングプランナー、フォトグラファー、メイクアーティストなど様々なプロがいて、結婚式に関する豊富なノウハウと幅広い経験から結婚式を検討中のみなさまに役立つ情報をお届けします」

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